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具象系イメージ抽象着彩画
左 これは教室内で描いたアクリル水彩画です。絵画芸術の歴史が培って来た感性方向の絵画的表現による具象系イメージ抽象画です。先ず具象系イメージ抽象画の概要について説明します。具象画とは御存知かも知れませんが、視覚的にモチーフの具体的描写が目視可能な絵です。そして抽象画本来の意味とは、一般的に視覚的なモチーフ形状を目視出来ない絵の事です。そこでこの絵を観て下さい。これ迄掲載の絵画デッサン的なそれと異なって見えると思います。これはイメージですね。しかし何かの形状は認識出来ると思います。枠組み上の安易な意味での抽象画としても良いのですが、イメージであっても程よく具体的な視覚出来る造形が描かれているので、具象系イメージ抽象画となり、色が付いているので着彩画となります。俗にイメージ画や子供の様な絵と呼ばれる領域かも知れませんね。あと魚的形状は金魚です。但しイメージを持つ為に、私が数年指導している教室の帰りに時々食べているたいやきの形状を取り入れ、海で仲良く泳いでいる姿を描きました。下のお魚が白いのは水でふやけているからですね。際(きわ)も溶けています。逆の方は硬さを表現する為にお腹へ直線も入れています。話を戻しますが、これには平面絵画芸術の歴史の大切なところが含まれています。これ迄に描けるという事の内容からその力量と描画画力に於ける概要等を多く説明しています。平面に造形物を描くという支点に於いては描けるという事、つまり上手く自由に素描出来る事への客観性と観念的の説明的概要です。その視点から観るとこれはどの様に見えるでしょう。もしかすると、何処かの小学生が描いた絵?、と思うかも知れません。 下文移動 |
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作品名: なかよしきんぎょ サイズ: 13cm x 18cm 素材: アクリル,コピー用紙
漫画ドローイングから |
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簡単に技術的側面から説明します。先ず背景、これは子供が絵の具で楽しんで遊んでいる様に見えるかも知れません。実際は付けては押さえ付けては押さえと、絵の具の層を何度も重ねて平面の思考のもとにそれを作っています。絵画系方向の方は良いなと思う箇所や感覚的な所を感受して下さっていると思います。それは絵画芸術の歴史から来る所謂タブロー画の世界が近代以降の人間精神に備わせ育んで来た平面感性の1つです。個人的には上の魚の内側背景層等、その表現が出ていると思います。その他の内容でいくと、魚の筆表現にある掠れ(かすれ)と滲み(にじみ)具合、そして発色の良い箇所と混ざる寸前の絵の具。それは敢えて層の見える画面端の背景にも同様に言えると思います。つまりこれは先に書いた絵画的と呼ばれる要素の入った着彩画という事になります。
平面描画性から認識出来る人間の精神に於ける絵画芸術論領域では、精神線上に於いて年齢層の区別認識は可能です。当然逆に、幼い子供が理解し敢えてずらしそれをコントロールするケースもあります。つまり絵画的な事や良き感覚感性表現を知って行なえるケースですね。再び逆に、今度はピカソの晩年付近の絵を例にとると、彼は子供の様な絵を描いていると思われるかも知れません。実際その概要を持って行なっていると述べてあり、大凡その絵を観た者は自分でも描けると想像を持つかも知れません。とどの詰まり、上手く描く事だけが描くという事ではないという説明です。ですが上手くの言葉には現在の日本の様な認識の世界に於いて一般的な語弊が混じっています。上手くという領域には当然、先に掲載して来たドローイングの様な技術的に達筆な描画造形等が含まれます。但しそれだけではなく、感性の方向のものも含まれます。しかし、描ける様になる方向地点での描画とは描ける様にならなければならず、そうなる為の描画です。そして感性方向の感覚表現造形描写にも意味は異なりますが、今書いたそれが存在します。余談ですが、少し描ける様になり始めた時の所謂人体素描がぎこちない素描時点では、その描いた絵は造形表現に於いて情報量が乏しい為、程よく淡白な図形的になりがちです。これは絵画方向では俗にいう丸三角四角と表現されるもので、単純な形状になっているという事です。当然の様に描画表現出来る様になり表現上のそれとする場合もあります。ですがそれとそれは大きく異なります。意味は違えど他の世界でも同様の事がありますね。更に表現として感性を伝えるのによく使われるそれのみの素晴らしい墨画もあります。drawing2008ページは大凡の描く事、描ける様になるという方向の内容が掲載されています。人間が平面に上手に描くという概念とその概要、その仕組みは1つの普遍性が存在しているので今後何時でも御覧になって下さい。新しくdrawing2009ページでは、その内容を発展させつつ今書いた様な感性の方向の内容を盛り込む予定でいます。但し、先に説明した様に、描ける様に成る為に練習しているという事は、描ける様に成るという事が目的です。すべての事柄に存在する禅問答の類を繰り返していては、手は動かないどころか自身のコントロールも儘ならないので注意が必要です。追記:アクリルとはアクリル水彩絵の具の事です。 (素材:アクリル,コピー用紙) 橋本恭明 |
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着彩 |
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