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(右下:綱引きの子
サイズ:約9cmx15cm)
走描き。

これはキャラクター系人体素描の走描きです。こちらは対象を観察しながら描いた絵ではなくイメージ原図的要素ですが、描くという行為に於いてドローイングという言葉でも表現出来ます。デッサンとは絵画に於けるそれという概念は持たず、表現に見合ったそれがそれです。少し人体平面描画の事に付いて話しますと、それは大きく分けて2つの質が存在します。1つは古くからある絵画を基盤にしたデッサン的描画、もう1つは二次元をそのままとして捉えた想像の観念イメージ描画。つまり絵画系と観念系です。前者から後者を表現する時、省略と想像を伴い、後者から前者を表現する時は、平面に形を認識する為にも観念画面世界での造形的なデッサン力を身に付けなければなりません。ここに掲載の絵は、絵画デッサン系のイメージ人体に見えるかも知れません。日本の漫画を観るとわかり易いです。リアルな人物表現にはそこに絵画路線のデッサンがあり、それとは逆に全くの観念平面イメージ人物も存在します。最初は観念画だったものが次第に造形要素が加味され、その世界なりの絵画デッサン系人物になるものもあります。芸術はすべてを包むもので表現も土台も多種多様ですが、描ける力を持つ為には幅のある中のそれに似合ったデッサン力は不可欠です。それは描くという範囲に於ける描く力で、それもデッサン力と呼びます。あと、クロッキーのページのものもこちらの走描きページでの掲載が可能ですが、何故この様にしているのかは上記の通りです。こちらのページのものはモチーフを観察しながら簡潔に描いたものではないのでクロッキーとはならないです。

ほぼ原寸大。色もかなり合ってます。
(素材:鉛筆,コピック)
橋本恭明

説明走描き等


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