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走描き。

これはクロッキーを説明しながらデッサン的描画の1つとしてその場でドローイングして説明したものです。これも実際は端まで描いてあります。ラボルトは何度も描いている基本的造形なので観ながら素描し説明をしつつも実は殆ど観ずに描いています。絵画デッサンの稜線を置いての面取り石膏デッサンに見えるかも知れません。この描画スタイルは数十年前の石膏デッサン全盛期のものですが、現在も主に油彩系デッサンの物の捉え方のベースとして存在します。
(素材:B4スケッチブック,鉛筆)
クロッキー。

説明の為の走描きページでも良いのですが、モデルさんを観て描いたのでこちらに掲載です。クロッキーとしてのモチーフの捉え方の技法的方法には、輪郭(稜線)を繋げてやトーン(調子)等で描画したりと様々ありますが、これはイメージ素描系と同じ線を区切って描く表現を使っています。クロッキーの思考を1つに纏めたその概念は、モチーフを表面上観念的に描くという事よりも構造からくる真意的造形にあります。
わかり易い例えの1つは・・・
ガンダムのプラモデルを柔らかい布で包んだ時、その存在が布の表面からも表現されているという事です。そこで表面描写をするのも1つの方法ですが、中に隠れている形を布表面の起伏で想像し感じ取りながら描くという事です。それの勉強方で石膏像を布で包んだ状態にして描くという事はよく知られた内容です。つまりその布の表面をただ描いただけでは他のモチーフを描くのと物としての意識が変わりませんが、中に包まれているものを考慮して描くという考え、つまりその物の真意を造形しようとする理念とも表現出来ます。但し芸術としてのクロッキーとはそれだけではありません。
(素材:鉛筆)
橋本恭明

クロッキー


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